「○○開き、○○明け」 [日常]
【写真は 万座ビーチホテル 沖縄】
日本列島、南から北から春の便り届きました。南は沖縄、万座ビーチでは早くも「海開き」。一方北海道網走では流氷が沖に遠ざかり「海明け」です。いよいよ桜前線ともに待っていた春がやって来ました。気持ちもウキウキ、やはり春はいいですネ。
話題は変わりますが、季節の変わり目はいつも駆け足で来るように思います。気温は、温度計の目盛りを行ったり来たりしながら、だらだらと次の季節に移行する。午前中に出かけて帰宅は夜になる時は着ていくものに思案する。
季節の変わり目が過ぎているのにいつまでも前の季節のものを着用しているのはみっともないと子供の頃に教えられた。
江戸時代、衣替えの日になると長屋暮らしの着た切り雀の人々がそれまで来ていたのを脱いで質屋へ駆け込み、質草にしておいたこれからの季節の着物と交換するなぞというのは至極当たり前の風景であったらしい。
冷暖房が完備した今日は、季節感が薄くなって着物の決まりごとも、昔話になりつつあるようです。