「恋人のような存在」 [日常]

【写真は 暑い時はこんな景色もいかが

クンジェラブ峠 4700m地点 パキスタン~中国国境】

 

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ゴルフ場やホテル等のバイキングシステムの料理を食べ満腹になった後に、ついついケーキや甘い物に手が出る。こした食品は糖質と脂質をどちらも多く含んでいてカロリーも多い。食べすぎれば当然、肥満の原因になる。健康には悪いと分かっているのに、人はなぜ食べすぎてしまうのだろうか?。


実は、脳にその原因があるのではないかという研究結果が「セル」という権威ある科学雑誌に発表され話題になっている。それによると


人間を含む哺乳動物は、食べ物のカロリーを常に計算していて、必要なカロリーだけ取るように、食事量を調節する本能を持っている。この時に働いているのが、脳の「中脳辺縁系」という部分。ただここは、脳内報酬系といって、薬物やタバコの依存症にもかかわっている部分です。


人間は、「ケーキ等の、脂質と糖質を多く含む食品」を見た時と、「普通のパンなどの 糖質主体の食品」を見た時とでは、ケーキなど見た時の方が、脳内報酬系が活発に働き、脳の中では同じカロリーの他の食品より、高く評価してしまい、脳はこうした食品を魅力的に感じる。そのために、繰り返して食べることにより、脳は惑わされて、必要以上に食べすぎて肥満やそれに伴う病気の原因になってしまう。


お菓子やケーキは人間の脳にとって、離れられない「恋人のような存在」です。















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