「三角西港」 [日常]

【写真は 三角西港マップ】


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【写真は 堤防 石積の様子】世界文化遺産

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【写真は 排水路 石積の様子】世界文化遺産



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昨日(21日)は熊本城、南阿蘇地方、益城町と熊本地震の被害状況、復興状態を視察しましたが今日(22日)は一転、島原の海へ。


世界文化遺産(平成27年7月)に登録された三角西港(宇土市三角町)を視察した。この港は明治政府が手掛けた三大築港の一つになっている。ちなみに他二築港は 三国港(福井県)野蒜港(宮城県)。


プロフィールは、オランダ人建築家であるローウェンホルスト・ムルドル(1848~1901)が設計、日本の土木技術、特に石工さんたちの手によって工事が行われ1887年に竣工した。九州有数の貿易港として栄え、特に三池炭鉱石炭を輸出した港。


世界文化遺産に登録されていますが明治期の港が完全な形で残っているのは、日本ではここだけといわれています。


・国重要文化財・・・石積埠頭 排水路3か所 後方水路 石橋4基

・国重要文化的景観・・・三角西港を含む周辺地域


富国強兵のもと近代日本の礎を築いた三角西港を見学してみて、日本はイギリスから始まった産業革命の波を受容し、50年余りで植民地にならずして、自らの手で産業化を達成し、明治時代の先人達の偉大さを改めて認識した。


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