「給排水衛生設備の給水経路と配管の施工(建築設備6)」 [日常]


【写真は 小湊鉄道 千葉県市原市】


小湊鉄道55.png


「給排水衛生設備の給水経路と配管の施工(建築設備6)」

●正しい配管ルートの確保方法・・・基本的なプランの在り方も、設備のメンテナンス性に関係する。例えば、浴室・トイレ・キッチンなど水廻りを集中させ、配管ルートを集約させると、メンテナンスは楽になる。
また、住宅の給水引込管の口径、大きくても外径30㎜程度などで、保温のための断熱材厚さや配管の交差などを想定しても、有効70㎜以上のスペースができていれば給水配管スペースとして十分である。
なお「鳥居配管(図参照)」は配管上部にエア溜を作ってしまうため、原則的に避けるようにしたい。やむをえない場合は、、頂上部のエア抜き弁を取り付けるなどの措置を取り付けるようにする。
鳥居配管の場合、エア溜が原因となる「ウオーターハンマー現象(水撃作用ともいう)にも注意が必要になる。これは、配管内流体が流れている時、水栓の急閉鎖により水圧が急上昇し、騒音や振動を発生させる現象である。この現象が起きるとパイプの寿命を知事目、破損の要因になる。
鳥居配管2.png
ウオーターハンマー3.png


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