「道路標識 AH1 」 [日常]

東名高速は小牧ICまでとなっていて、そこから西側は名神高速道路に代わります。インターチェンジ上に「名神はここから」の看板が立てられています。さらに西に進んで小牧ICの合流後、しばらくすると標識柱に「AH1」の標識が見えてきます。これは「アジアハイウエー1号線」を表すものといわれています。そもそも「アジアハイウエー1号線」とは?
アジアハイウエーとはパンアメリカン・ハイウエーやヨーロッパハイウエーのような国際道路網をアジアにも完成させたいという国連の構想からスタートしたもので、日本は近年なって(2003年H5)に参加表明し、日本の高速道路のうち1108Kmがアジアハイウエー1号線に新規に編入されたという。
日本の起点は日本国道路元標のある東京日本橋直上の首都高速からで、東名高速、名神高速、中国道、山陽道、関門道、九州道、福岡高速と繋ぎ、最後は一般道路で博多港国際ターミナルに到着する。
ここからフェリーで韓国に渡り、北朝鮮、中国から東南アジア各国(ベトナム、カンボジア、タイ、ミャンマーを通りバングラディッシュ、インド、パキスタン、アフガニスタン、イランを経由し最終的にはトルコまで繋がっている。その距離はなんと総計2万322Kmにも及ぶ。
<AH1>の標識は路線が変わるたびに設置されていて、日本には上り線と下り線合わせて現在18枚ある。
日本からスタートして東アジア・中東を経由する道路は、現代版シルクロードといっても過言ではないようです。
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