「ポケベル(ポケットベル)ヒストリー」 [日常]

今や、インターネットを見たり、友人との連絡にライン、ビジネスの報告・連絡さらには商品の支払とスマホは生活になくてなならない存在で、「財布は忘れてもスマホは忘れるな」といわれ生活の必需品になっています。その一方で、日本がバルブ経済真っ最中の1993年(平成5年)から1996年(平成8年)頃はポケベル(ポケットベル)が大流行していた。
無線呼び出しサービス(ポケットベルサービス)が始まったのは1968年(昭和43年)でした。ポケベルの番号に電話をかけると呼び出し音が鳴り、呼び出しされた人が公衆電話などから電話をすることにより連絡がとれるもの。
当初は音が鳴るだけのサービスでしたが1987年(昭和62年)に画面に数字を表示できる「ディスプレー型」が登場。その後価格競争によって利用料金が安くなったことも相まって、1993年(平成5年)ごろには若者の利用者が爆発的増加し、中高生を中心に人気を博した。
ポケベルが流行した当時、すでに携帯電話も存在していましたが、まだまだ高値だったため、手ごろな料金で利用できるポケベルに人気が集まった。
画面を数字を表示させることができるようになると
・「0840」・・・おはよう
・「889」・・・・早く     などの語呂合わせメッセージが浸透。1996年(平成8)契約数が1078万件に達した。
若者のコミニケーションを大きく変えたポケベルは、当時のライフスタイルに大きい影響を及ぼし「ポケベルが鳴らなくて」と歌になったり、ポケベルを通じて仲間を作る「ベル友」という言葉が出来たりと「ポケベル文化」を生み出した。
しかし1996年(平成7年)にPHCサービスがスタート、携帯電話の小型軽量化も進み、料金が大幅に下がってくるとポケベル利用者も減少。2007年(平成19年)にNTTドモコモがサービスを停止した。今年9月には東京テレメッセージがサービスを停止する。
社会現象までお起したポケベルも携帯電話の台頭で全盛期は短かく栄枯盛衰の物語であります。
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