「職人芸」 [日常]

2年前に諏訪湖花火大会を観覧した覚えがあります。今年は台風10号のコースや天候の加減で諏訪湖花火大会の開催が心配されますが、湖に上がる花火を眺めていると、空に広がり湖面に映るにつの華やかな光の世界に憑きこまれます。
この日は諏訪湖祭の花火大会昭和24年、戦後の復興のさなかに、平和な暮らしをもう一度取り戻そうという願いによって始まりました。
話題は変わりますが、その道のプロのことを長らく「職人」と呼んでいました。職人といえば、大工・左官・庭師・瓦・畳・ガラス職人などと、様々な職業が思い浮かびます。それぞれの職人がもっているわざや芸、技術は「職人芸」としてたたえられています。
職人は、自分の職業としての専門知識を備えていることは勿論、立ち居振る舞い、仕事ぶり、物の言い方、動作の一つにも型を持っている。互いの技を競い合う中で、人格を高め、美しい所作の文化を築き上げてきました。
現代では、産業・経済構造が大きく変化し、様々な職業が分業化され、一人ですべてのことを行うことが少なくなってきた。それだけに、プロの意識を持つことが難しい時代かもしれません。
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