「特急とき」 [趣味]

JR東日本は3月16日(土)ダイヤ改正に合わせて上越新幹線「とき」・「たにがわ」に北陸新幹線と同型のE7系が上越新幹線に使用されるようになった。
編成側面には「とき」のコーポレートカラー淡いピンクのラインが掲出され、E7系の特色であるゴールド+ブルーと今回の淡いピンクが入り三段染めに纏っている。
ここで特急「とき」のプロフィ-ルを纏めてみます。
①1962年(S37)6月10日、信越本線長岡~新潟間が完成し、これに合わせて上野⇒新潟間上越線初の電車特急が登場した。この特急用に製造されたのが161系で、東海道・山陽系統以外では初の電車特急になった。
②列車名のトキ(朱鷺)は1952年(S27)年に希少動物として特別天然記念物に指定された鳥の名称で、列車が設定された1962年(S37)当時、佐渡島などで生息していたこと、新潟県が保護活動に力を入れ、県鳥としていたことから、新潟と東京を結ぶ特急列車名に採用された。
③上越線は急勾配区間が続くうえ、冬期は豪雪地帯になるため、161系は耐寒耐雪構造とされた。1964年(S39)10月1日の東海道新幹線開業で151系が余剰となり、耐寒耐雪構造化などの改造が施工され181系となり「とき」に転用れた。さらに新製もされて編成数が増え増発も可能となった。
④1974年(S49)12月28日からは、後継に183系1000番台が投入され、最終的には14往復中11往復が183系1000番台に置き換えられた。
⑤1982年(S57)11月14日、上越新幹線の開業を翌日に控え、最後の在来線特急「とき」を運行。直流ボンネット型特急電車の最後になった。
⑥1982年(S57)11月15日上越新幹線が大宮⇒新潟で開業し速達タイプが「あさひ」、各駅停車タイプが「とき」と命名された。車両は東北・上越新幹線用に開発された200系で、耐寒耐雪構造が強化されたのが最大の特徴。
⑦1994年(H6)オール2階建て12両編成のE1系Max、98年にE2系、2001年オール2階建て8両編成のE4系Maxが投入され、需要に応じて輸送力の向上とスピードUPされた。
⑧1997年(H9)10月1日に上越新幹線の列車名が再編され、越後湯沢⇒新潟間を走行区間に持つ列車は停車駅に関係なく一律に「あさひ」「Maxあさひ」とされ「とき」の愛称が廃止された。ところが同日に開業した北陸(長野)新幹線の「あさま」と間違いやすいからの理由から、2002年(H14)12月1日から「とき」「Maxとき」に変更され列車名が復活した。
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