「土地褒め」 [日常]

3月20日に全国地価公示価格が発表され、日本全体に前年比1.17%の上昇がみられ、今良く云われる「エキチカ」。鉄道沿線駅や地下鉄駅近くの上昇が目立っています。
ちなみに日本で一番高い地点はやはり東京銀座4の1憶8909万円(坪単価)。畳一枚分約9454万円、高価格地点ベスト10はすべて東京都内。一極集中がここにも顕著に表れてる。
土地にまつわるお話になると奈良時代の歌人・山部赤人が富士山を見て褒めた短歌は有名です。
「田子の浦ゆ うち出でてみれば 真白にぞ 富士の高嶺に 雪は降りける」⇒「田子の浦を通って広々としたところに出て見ると、真っ白に富士の高嶺に雪が降り積もっている」⇒白く雪をかぶった富士の姿が、鮮やかに目に浮かぶ「万葉集」の傑作です。
作者の山部赤人は身分はあまり高くなかったらしく、詳しい経歴はわかっていません。それでも
聖武天皇の行幸のたびたび随行して、各地で「土地褒め」の歌を作っています。
「土地褒め」とは、その土地の風景を褒めたたえることです。当時の人々は、言葉には「言霊」が宿っているので、土地を褒めると、その言葉通りに良くなっていき、人々に幸福をもたらしてくれると信じていた。
その土地を良くし、豊かな国土を築くために、土地を褒めることはとても大切な行為だった。
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