「河童顔の駅舎」 [日常]

九州久大本線田主丸(たすまる)駅。ここの駅舎が河童の顔をしているということは、知る人ぞ知る事実である。しかしまだまだ認知度は低いようだ。「田主丸駅」といわれても、はたしてどこにあるのか、ピンとこない人も多いと思います。それは至極当然で、駅付近には、これといった有名観光地があるわけない。ただの田舎の小さな駅です。
鹿児島本線久留米駅よりローカル列車に揺られ事およそ30分。何も知らずにここを降りた人々は、この駅の奇抜さに驚かされる。
駅舎全体を眺めれば、大きな河童がまるでそこで寝そべっているような姿をしている。「河童」といえば不気味な印象を持ちますが、ここの河童はユーモラスだ。
駅舎1階には郷土特産展示場があり「河童の目」がある。2階には河童の写真や資料が展示されている。ホームには河童の巨大オブジエがあって乗客を出迎えたり見送ったりしている。
ではなぜ、河童一色の駅ができてしまったのだろうか。地元の人に聞けば田主丸駅は河童伝説の多いところ。その一つが、駅のそばを流れる筑後川の支流巨瀬川で、昔水害が多発した時、河童を祀って、洪水を防いだという話だ。そんなことから田主丸町は「河童の里」ともいわれます。
1992年(H4)駅舎改築時に全国にアピールするため、ふるさとの町起こしの一環から河童の駅舎を建ててしまったわけだ。河童は今でも田主丸町の守り神である。
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