「今にも動きだしそうな駅舎」 [日常]

今にもSLが動きだしそうな駅舎がある。真岡鉄道真岡駅がちょっと大きすぎてSLのお化けといった感じがしないでもない。
真岡鉄道といえば本物のSL列車を運行していることを知る人も多いはず。同社は旧国鉄真岡鉄道線を引き継いだ第三セクター線だ。国鉄改革により廃線指定を受けたローカル線を、何とか地域のために存続させたいとの願いから設立された。当然栃木県を始め沿線自治体の真岡市、下舘市などが出資している。
しかし、国が見捨てたローカル線を維持するのは並大抵のことはない。設立後、同社が鉄道活性化のため様々な施策を展開をしてきている。でその目玉といえるのが、平成6年より運行を開始したC12型蒸気機関車の引く「SLもうかごう」である。
これは、当時の真岡市長でもある真岡鉄道・菊池社長の「SLは子供に夢を与える!」との想いから実現したもの。その想いが天に通じたのだろう、以降、SL列車に乗りに来た遠来の観光客で、真岡鉄道は大いに賑わうようになったという。
そして社長のSLに対する想いは、それだけに留まらなかった。単にSLを走らせるのでなく、真岡鉄道の中心駅である真岡駅舎も、そのシンボルであるSLの形に改築してしまおうということになった。
平成9年に完成したのがこのビックリ駅舎。つまり、真岡駅舎は、同鉄道のランドマークなのだ。
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