「夏衣」 [日常]
春すぎて 夏来にけらし 白妙の
衣ほすてふ 天の香久山 持統天皇
いつのまにか 春がすぎて 夏がやって来たようですね
夏になると 真っ白な衣を干すといいますから
あの香久山に
つい先日、桜が開花、満開と気持ちがハッピーな気持ちになったのですが、すでに6月、今日から夏の装いに衣替えです。
歴史を辿ると、古くは平安時代にすでに衣替えの慣習がありました。そのころは更衣(こうい)といって、旧暦の4月1日と10月1日に、冬服と夏服を着かえていたそうです。
麻やからむし(イラクサ科の多年草)で仕立てた夏用の涼しい単衣(ひとえ)を帷子(かたびら)といって、薄絹や上布などを用いた単衣を羅(うすもの)という。そうした涼し気な夏衣は、見る人に清涼さを感じさせてくれます。
学生さんの制服が半袖に切り替わると、さわやかな印象を受けますが、今日は土曜日で学校はお休み。さわやかな姿は月曜日までお預けです。
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