「高速道路に登場する動物」 [日常]

高速道路走行中に見かける標識は生地がほとんど緑色の中、黄色の警戒標識「動物注意」は逆によく目立ちます。動物注意の標識は、その付近における、出没予想と出没実績から建てられています。
北海道に行けばもちろんクマの標識は多いのですが、私がよく利用す東名高速道路沿線には シカ、サル、ニホンカモシカの標識が多いだそうです。
このニホンカモシカは1955年に国の特別記念物に指定されています。では「ニホンカモシカ」 が「高速道路上に出て来たらどうすればいいか?」と思うかもしれませんが、NEXCOに聞くとよほどの大型動物でない限り「ブレーキや急ハンドルで無理に避けようとすると、かえって別の事故を誘発しますので、基本的には轢いてください」との回答。とはいわれたものの、轢くのはとても複雑な気持ちになります。
道路上で登場する動物達の死亡事故を「ロードキル」というそうです。NEXCO中日本管轄エリアでは2016年(H26)に6900件のロードキルがあり、そのうちシカ、クマ、イノシシなどの大型動物400件もあったといいますから驚きです。
ちなみに道路標識でよく見かけるタヌキ、キツネは中型動物分類され、小型動物にはカラス等の鳥類です。カラスは堂々としていて賢こそうに見え高速道路に慣れているようですが、中には鈍くさいカラスもいて、ランプウエーで轢かれるカラスもいる。
動物の死骸は落下物として処理されますが、いずれにしても、動物さん達には高速道路本線上に登場しないでほしいものです。


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