「人口減少は2段階で進む」 [日常]

日本の社会は少子高齢化で、人口が減りつつあることは誰でも知っている。過去の出生数減少の影響と出産可能な年齢の女性も激減していくため、日本の少子化は簡単には止まらない。
そして、出生率が多少改善したとしても出生数は減っていく事実から顔を背けては何も解決しない。実際のところ、日本の人口減少はさらに加速してきた。2018年の減少幅は、44万8000人になり、ついに40万人台に突入した。
減少幅は年を追うごとに拡大していく。2050年代には、毎年90万人ほど減り、みるみるうちに、この国は小さくなってしまう。こんなスピードとボリームで人口が減り、少子高齢化が進むのでは、経済活動はもとより、国民生活に思いもよらない影響が生じるだろう。そして人口減少は2段階で進むといわれています。
・第1段階は・・・2042年までの23年間この時期は若者が減る一方で高齢者が増え続ける。これからの4半世紀は、高齢者対策に追われることになる。
・第2段階は・・・高齢者も減り、若い世代はもっと減っていく時代。この頃から人口が急激に落ち込む。しかも総人口の40%を高齢者が占めるようになるため、社会の担い手が不足して日常生活がいろいろと麻痺してくると予測されている。
2段階に進むこと以上に、押えておかないといけないのが、人口減少も少子高齢化も全国一律で進むことはないことです。人口が減り始めた現在でも人口が増えている都道府県もあり、減少一途の都道府県もある。東京一極集中と逆に関西圏は減少のスピードが大きく一人負け。一方で我が愛知県は、大企業が集積して、経済状況の伸びに引っ張られる形で、東海4県や北陸地方や全国から人が集まってきている。
もはや、この国が小さくなるのは必須。豊かで、便利で、戦略的にスマートな暮らしができる未来を、政治家の皆さんは国を作っていってほしいものです。
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