「高速道路は緑 一般道は 青」 [日常]

高速道路の標識は「緑」。一般道の標識は「青」と高速道路を走るたびに素朴な疑問が湧く。
実は、高速道路の建設が検討された当時、海外の高速道路では、青、緑、茶、黒の標識に白の文字で表示する形式が採用されていたため、日本の高速道路においてもこれらを採用することになった。
1961年(昭和36)年5月に高速道路調査会の標識分科会が発足し、その中で高速道路の標識についての研究がおこなわれた。
心理的効果、目立ちやすさ、文字の大きさ、視認距離、判読時間などの実験を行った結果、最終的には青と緑の2色に絞られた。
青はドイツのアウトバーンで用いられているが夜間時にヘッドライトの照明では緑に見えることや、緑が多いところではより緑に目立つことが判かった。
又アメリカの州間高速道路の標識は緑で、昼間の印象は青に比べると弱い、しかし乍ら夜間時にヘッドライトの照明で明るい緑となるため、緑の方が環境に調和が良く美しいなどの意見が挙がった。
青と緑いずれの意見も一長一短があり、どちらを決めても大きな欠点はないのですが、青は夜間時にヘッドライトに照らすと緑に見えることや一般道路の青と区別をつけるため、1963年(昭和38)4月に高速道路の標識は緑に統一することが決定した。
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「つまずいて・・・」 [日常]

「今日から夏休み」といっても季節感が湧いてこない今年の夏休みです。子供たちは、青い空に白い雲が恋しいと思いますが、梅雨明けはもうしばらくの辛抱が必要です。
話題は変わりますが、「日本転倒予防学界」という学界があり、そこから送られてきた冊子の中に、「転倒予防川柳」というものがあった。これが結構面白い。
・「上がらない、年金こずかい つま先が」
・「つまずいた 昔は恋で いま段差」
・「つまずいて 身より心が 傷ついて」
道でつまずいて転んでしまった時、ぶっつけたところが痛いことよりも「こなところでつまずくなんて」「俺も衰えたな」とプライドが傷がつく。こんな経験に心当たりがある人も多いではないかと思います。
それにしても、本来の苦しみであるはずの老い病を川柳にして自虐適的に詠える日本人のセンスは面白い。


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「串打ち3年 裂き8年 火鉢一生」 [日常]

一向に暑くならない今年のサマーですが、天候不順でも「土用の丑の日(20日)」は確実にやってきます。しかし「暑い日は鰻を食べよう」というキャッチフレーズの力はやや弱いようです。
このかば焼きですが、美味しいかば焼きが焼けるようになるまで職人さんは大変な修行をしているという。
「串打ち3年 裂き8年 火鉢一生」ともいわれます。これは、うなぎ料理の難しさをいっている。
最近は養殖うなぎが増えて、裂くのは楽になったそうだ。生きのい天然ものは、弾力があって、裂きにくいし、串も打ちずらい。何とか串が打てるようになっても、火加減、味加減、炭の種類まで吟味を重ねて、やっとあの美味しいかば焼きができ上がる。


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「馬車から新幹線へ」 [日常]

左右の内面距離を「軌間(ゲージ)」と呼ぶ。新幹線のレール幅は1435ミリです。JRの在来線のほとんどは1067ミリなので、新幹線のゲージは随分広いように思えるが、世界的には、新幹線サイズが「標準軌間」とされ、ヨーロッパやアメリカ、カナダなどで広く採用されている。
この「標準軌間」イギリスで発祥した。鉄道誕生以前に普及していた馬車の車輪に合わせたサイズだった。「1435ミリ」と随分半端な数字になるのはイギリスで用いられていた「4フィート8.5インチ」をミリに直したから。
鉄道としては、線路の幅が広いほど、大型の車両を高速で走行しやすくなる。日本で新幹線の建設が決まった時、もちろんレール幅をどのような広さにするか議論が重ねられた。超高速で運転するため、在来線よりも線路幅を広くするのは当然ですが、世界初の超高速鉄道を建設するのだから、日本独自のゲージ幅を採用してもよかった。
処が、東海道新幹線が計画された1958年(昭和33)は、高度成長を遂げる前のこと。国家財政にも余裕がなく、国際復興開発銀行(現 世界銀行)から融資を受けるしかなかった。
その審査を通過するには、独自案を押しとおすのではなく、欧米で採用されている標準軌間を採用するしかなかった。そういう理由もあって、新幹線のゲージは1435ミリになった。
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「冷夏の次は猛暑」 [日常]

例年なら冷房が効きすぎた人工的な寒さ対策に注意を払うのですが、今年は太陽が一向に顔を出さず梅雨冷えが続いています。まだまだ1週間程度はこの状態が続くと気象庁は言っています。
中高年は過ごしやすいですが、子供達は海に行っても、プールに行っても水に入れず太陽が恋しい今年の夏です。
一方来年のことをいうと鬼が笑うといいますが来年はオリンピックイヤー。過去のデーターから判断すると「冷夏のあとは猛暑」というデータが出ています。
1969年以降の過去50年間で、7月と8月の最高気温の月平均値が30度を下回ったのは過去5回。そのうち4回、翌年は猛暑だった。
・冷夏でタイ米輸入した1993年の翌年1994年は猛暑
・長雨続きで冷夏だった2003年の翌年2004年は連日30度超えの猛暑この年の7月の平均最高気温は33.1度。昨年の32.7度より高かった。
これらのデーターを信用すると「冷夏の次は猛暑」の予想になる。来年のオリンピックは7月24日に開幕。アスリートは勿論、応援する側も猛暑に覚悟しておくべき。
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「最東端駅 東根室駅」 [日常]


過去に「日本最西端駅」を記しましたが今日は反対の「最東端駅 東根室駅」です。
最東端駅に関して位置的に少しややこしい。JR根室本線は、帯広、釧路を経て、東端の町根室を目指す。線路は東へ東へと伸びているのが、根室市内に入ってから反時計回り大きくカーブして終点根室駅に着く。
1961年に東根室駅が新設されるまでは、根室駅が国鉄最東端だったが、前述の反時計まわりのカーブで根室駅が12時の駅とすれば、東根室駅は3時の駅に当たる。名前通り根室駅の東に当たるわけで、終点の一つ手前の小さな無人駅が最東端というわけです。
跡から駅が作られたのは、そのあたりが住宅街になり、住民の利便性を考えてことだろう。しかし列車本数が少ないので、駅近辺の住民が列車を利用するとは思えない。駅舎の無い駅ですが最東端のモニュメントは立っているので写真を撮る事はできる。
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「いい加減」 [日常]

「いい加減」という言葉には「物事を最後までやり遂げず、途中で投げ出すさま。投げやり。無責任」など、後ろ向きの意味合いがあります。
しかし、この言葉には「程良い程度。手頃」といった意味もあります。例えば「いい加減の湯」「小物を入れるのに、いい加減の箱」といった場合がそれです。
これは、ギクシャクした人間生活に調和をもたらす言葉とも言えます。仕事に全力を尽くすのが大事ですが、力みや緊張が強すぎれば、かえって力を発揮できないのは、誰でも経験するところです。自分に厳しい人間ほど、人に頼らず、自分で何とかしようとしがちですが、実際の成果は思ったほど上がっていません。
大切なことは、自分一人で頑張ろうとせず、人の知恵や周囲の力を借りながら、ニコニコと笑顔で取り組んでいくことだろう。そうした姿こそ望ましい「いい加減」です。
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「ビールを飲んで1週間の収め」 [日常]


鹿児島県奄美地方は13日梅雨明けの発表があった。この地方の梅雨明けは、21日ごろと平年並みの梅雨明けと予想され、まだしばらくの辛抱が必要だ。夏はそこまで来ているようだ。
話題は変わりますが、暑くなるとお風呂上りに飲む、喉越のビールは格段と美味しい。この美味しい季節のビールは、歴史は非常に古くエジプト時代の文明にさか上るという。
我が国に伝えたのはオランダ人で「和蘭問答」のなかに
「一、酒はぶどうに作り申し候、また麦にても作り申し候。又麦酒給(むぎざけたべ)見申候。麦酒給見申候処 殊外悪敷物(ことのほかあしきもの)にて、なんのあぢはひも無御座 候(味わいもなくござ候)。名はヒイルと申候・・・。食事給(たべ)やうの次第・・・右コップ三人一所に寄せ、ちんちんとならし合わせ、何(いず)れも戴だき申候」などとビールを食べるなどと伝えている。又蘭学者大槻盤水の「蘭説弁感」の中にも「びいるとて、麦にて造りたる酒あり」と紹介している。
実際に営業用として製造されたのは、明治2年あるいは、4、5年ごろ、レッテルには山羊が描かれており、好評を得たようだ。これが変化して今日のキリンビールになっている。
さあよく冷やしたビールを飲んで一週間の収めとしますか。
   
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「盆の迎え火」 [日常]

日本標準時、1886年(明治19)7月13日明治政府は東経135°をの兵庫県明石市の時刻を日本標準時にすることを決定した。これによって、明石市の正午が、全国どこでも正午になった。
そしてこれまで作られてきた日時計やろうそく時計などは必要なくなる一大変革が起きた。
話題は変わりますが、13日は新暦のお盆。元は旧暦でしたが、今は新盆、月遅れの盆と各地で様々ですが、お盆になると、夕方に迎え火を焚きます。これは祖先の霊をお迎えするために、家の門口で盆提灯や、灯篭などを灯して「こちらですよ」と知らせるサイン。
さらに最近は、スーパーの店頭では精霊馬といって、キュウリやナスにに割箸などをさして、牛や馬の形を作ったパーツも販売されています。これはお先祖様の乗り物になり、「馬に乗って早くいらしてください」「牛に乗ってゆっくりとお帰りください」という意味合いがあるそうです。
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「290円で乗れる新幹線」 [日常]

新幹線は便利だけど、それなり料金がかかる。ごく近い距離であれば、早いのを判っているけど、乗るのをためらってしまうこともあると思います。例えば
・品川~新横浜 所用時間 11分間 1240円 在来線利用なら40分程度で450円
・新大阪~京都 所用時間 14分間 1380円 在来線利用なら25分程度で540円(新快速)
しかしもっと安く乗れるとわかったらどうだろうか。詳しく説明すると、九州博多駅から博多南駅までの区間だ。もともとは、博多駅から博多総合車両所という車両基地へ向かう回送線を利用して、基地周辺の交通不便を解消するために沿線住民の便宜を図って設けられた。もっぱら通勤利用を念頭に置いているため破格の料金になった。料金体系は乗車券が190円特急料金が100円計290円也。
距離も短く、乗車時間も10分そこそこで、それほど突っ走るわけでもないですが、、全員着席して、新幹線車両に乗れるのだから、優雅なリッチな通勤になる。さらに高架区間を走るので博多の町を眺めるのも悪くはない。
車両としては、東海道新幹線から撤退した500系にも乗れるの魅力です。自家用車だったら渋滞に巻き込まれることもあり1時間近くかかる時があるそうだから新幹線通勤は夢のような話です。車内の様子は、旅行カバンを持っている人は見かけず、ビジネスマンオンリー。もちろん駅弁を食べている皆無で静かな空間だ。ある意味見慣れた新幹線の車内とは違った情景です。
こういったケースは上越新幹線越後湯沢~ガーラ湯沢間。乗車券140円特急券100円の240円。所用時間は2~3分と実にあっけない。越後湯沢の構内を外れたら加速をしないまま、もう終点といった感じであっけなくスキー場ゲレンデ前に到着する。
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