「宇宙基地は南部に・・・」 [日常]

日本列島全体に梅雨明けが遅れていますが、台風5号が通過すれば梅雨明け?もうしばらくの辛抱です。一方暦上は「大暑」。夏真っ盛りです。
話題は変わりますが、1969年7月20日アメリカアポロ11号が月面着陸して50周年を迎え、当時のビデオテープが競りに出されたりして、いろいろ話題になっています。
そんな中で、アメリカ宇宙開発基地は、その多くが南部に建設されている。例えば、ケネディー宇宙センターはフロリダ州、他の宇宙センターはテキサス州のヒューストンに、さらに日本も同様に種子島(本来は沖縄県に基地を建設したかったのだが、建設時はまだ沖縄は日本に返還されていなかった)鹿児島県内浦といった具合に南の方にある。これはどんなワケがあるのか。
南部の集中する理由は、単純いうと「赤道に近いから」。そこからロケットを打ち上げた方が燃料が節約できことから。即ち地球上で自転する速度が一番早い赤道上から、自転と同じ東向きにロケットを打ち上げることで自転速度をプラスして、燃料を節約している。
又人工衛星のうち「静止衛生」と呼ばれる衛星は、赤道上を飛ばなければならない。もし、赤道から離れた地点から打ち上げれば、軌道修正が必要になる。反対に赤道に近いほど修正にも少なくて済むため、やはり燃料節約につながる。


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