「平成23年国府宮はだか祭」 [日常]
尾張地方に春がやって来るといわれている「尾張大國霊神社儺追祭」は、平成23年2月3日の旧正月から13日目の15日に斎行された。
私も、例年通りこの尾張大國霊神社に参拝を兼ねて、勇壮なはだか祭を見てきた。今年は、取引先企業も時代を反映してか「はだか祭」の行事が無いので、直接神社にアプローチした。
国府宮駅を降りれば、各地区から儺追竹に、願い事を赤・黄・青・桃色の襷に墨書きした儺追襷を束ねた竹を担いでもみ合っていた。ここまで来れば祭一色だ。
電車の踏切内ではだか男がもみ合って盛り上がっていた集団が警察官ともみ合い寸前の中で、境内に辿りついた。
境内は、足の踏み場もなく参拝客でごったがえって、警備も厳しく、やっとの思いで拝殿迄近ずくことができ参拝した。
あとは、「はだか祭」を楽しむのみ。
はだか男に大量に水をかける水栓の近くに幸運にも陣取ることができた。ここは相撲でいえば「砂かぶり」。はだか祭では「水かぶり」といえる。
肌と肌がすれ合い水も一瞬のうちに湯気が立ち上る。この水しぶきをかぶって季節を感じながら、春が一段と進んでいく。
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