三美人 [日常]
【写真は 明治天皇 2号御料車 埼玉県大宮 交通博物館】
8日は「名古屋ウイメンズマラソン」があり、女性たちが日頃のトレーニングを披露しようと健脚を春風と共に名古屋の街に運んでくれる事だろ。
話題は替わりまますが、そもそも日本人は、昔から「三」にこだわってきた。神話の時代は「三種の神器」が権威の象徴だった。聖徳大使は仏・法・僧の「三宝」を敬えと定めた。江戸時代には「御三家」が力を発揮した。
人気アイドルが」誕生するのは、何も現代社会だけでもないようです。江戸時代にも美人アイドルもいたそうな。当時のアイドルは歌手や俳優などの芸能人ではなく、お店の「看板娘」だった。
1764~1772年(明和年間)
- 笹森お仙・・・お仙のお店は、江戸・谷中に会った笹森稲荷門前の水茶屋「鍵谷」
- 柳屋お藤・・・浅草寺奥山の楊枝屋「柳屋」
- 蔦谷およし・・二十軒茶屋の水茶屋「蔦谷」
中でも「お仙」お線の人気はすさまじく、浮世絵や歌舞伎、人情本に取り上げられたほか、人形すごろく、手拭までッ造られたという。「お仙」に会った当時の物書きは衆人は涎を流し、ただ呆然と見とれるのみ」と書き残している。
その後の
1789~1801年(寛政年間)には、難波やおきた、高島おひさ、富本豊雛の「三美人」が登場しますが
いつの時代でも、アイドル人気は永遠のようです。