「天気予報」 [日常]
【写真は 三動力車牽引 電気機関車 ディーゼルカー SL】
子供の頃は、明日の天気を占うのに履いている下駄を上に投げ「あーした天気になーァれ」表・裏占った記憶があります。最近はタレントさんや、若いお天気お姉さん、さらには気象用予報士が解説する天気予報は、日常生活に溶け込み、今や無くてはならないもになっています。そもそも天気予報は1883年(明治16)2月16日に今日スタートしたといわれています。
天気予報は各地で俚諺(りげん=民衆の生活の中からうまれたもの)があり、人々の関心が高いのですが、近代的な気象観測は1874年に函館気象観測所が最初。
翌年には内務省測量司の中に東京気象台が設立され、イギリス人ジョイネルが気象掛となった。さらにドイツ人技師クニッピングの指導の下、全国から電報(電報とは、懐かしいですネ)でデーターを集め我が国初めての七色刷りの天気図が作成された。
この天気図、1日1回発行予定で、これをもとに出す天気予報は科学的で的中率も高いと期待されていた。
と144年前のお話ですが、近年は、気象観測衛星やコンピューターが発達して「台風情報」や「雨雲接近のアナウンス」は、はかなり正確なものがありますが、日日の天気的中率はさほど変わっていないような気がします。