「歴史を動かす交渉力」 [日常]

【写真は 日本最北端の地 宗谷岬 北海道稚内】


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【写真は 日本最西端の地 与那国島】


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世界歴史の流れが北(北朝鮮)から東(アメリカ)へと、激動・激流となって流れている中、アメリカ ポンペオ国務長官が北朝鮮に拘束されていたアメリカ人3人をアメリカにつれて帰って来た。


これらの動きは、歴史の流れの中のタイミングが一致したのかポンペオ氏が「歴史を動かす交渉力があったのか?」


「歴史を動かす交渉力」というと、かって日本にもあった。


江戸城総攻撃計画を進めていた西郷隆盛は、薩摩蔵屋敷での会談で、西郷は勝海舟に江戸城と武器弾薬の引き渡しを迫った。勝は江戸城と弾薬は即引き渡すが、軍艦を扱っているのは榎本武揚なので自分では請け合えないと答える。


西郷は即刻幕府軍を武装解除させようとしたが、勝は、武装解除を命じると慶喜が抗戦派の虜になるかもしれないと期限を引き延ばそうとする。パークスの江戸城攻撃反対を脳裏において、西郷は江戸城総攻撃の中止を独断した。


西郷隆盛を相手に交渉し、無血の江戸開城を実現した勝海舟の交渉力は、米朝交渉のポンペオ国務長官に通じるものがあったかもしれない。






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