「ガリレオ・ガリレイと貴乃花」

【写真は　彼岸花と　アゲハチョウ】

昔、キリスト教全盛の時代は「宇宙は地球を中心にして動いている＝天動説」が一般常識の時代に、「ガリレオ・ガリレイ」(1564~1642）は、「それでも地球は動いている」と言及し始めると異端であると訴えられた。

1616年に宗教裁判にかけられ、「地動説を唱えないように」注意を受ける。しかし「ガリレオ」は地動説を唱え続けた。これにより1633年宗教裁判にて終身刑を言い渡され、軟禁状態の生活の生活を送った。

一方、時は現代一世を風靡した横綱「貴乃花」が日本相撲協会に退職届を提出した。このことは社会に凄い衝撃がはしり、相撲ファンとしては晴天の霹靂です。退職理由は、日本相撲協会からの「告発は事実無根な理由に基ずいてなされたもの」と結論づけられた揚げ句の果てに、有形無形の要請を受けた。

冒頭のガリレオと貴乃花と比べるのは滑稽ですが、形はよく似ている。

周り全部が、味方がいなくなっても「事実は曲げられない」という考えから、自分の意志を最後の最後まで貫くのは立派だと思います。今後の彼の行く末は心配ですが、相撲ファン、マスコミは放ってはおかないだろう。