「ブルドックことキハ81」 [日常]

ブルドッグの表情に似たキハ81型デーゼル特急は鉄道模型でも人気がある。実はこのキハ81は関東、東北特急で名を馳せたが、名古屋にも参上していた。
1972年(S47)10月2日の羽越本線、白新線の電化完成に伴うダイヤ改正で、特急「白鳥」(大阪~青森)同「いなほ」(上野~秋田)同「ひたち」(上野~たいら)の電車化によるキハ80系の捻出車がなんと和歌山機関区に転属、この中には80系移動者のパイオニヤ、ボンネット型の先頭車キハ81型も含まれていた。
ちなみに改正前、キハ81型は秋田区の配置で、特急「いなほ」と「ひたち」で活躍。この改正では、天王寺~白浜間に特急「くろしお」が1往復増発され、紀勢本線の特急は6往復に成長した。
ところで、キハ81型は名古屋~天王寺間をロングラン1D、2Dの「くろしお5号」と「くろしお2号」限定使用されそのユニーク姿が名古屋地区でも見られるようになった。キハ81型は関東・東北地方で活躍したが、舞台は東から西に移り紀伊半島を一週する特急列車になり最後の職場にもなった。しかし沿線のファンにとっては願ってもない転勤に名古屋近郊でその雄姿を見にいった。

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