山笑う [日常]
いつものように、滋賀県お得意先へ春のそよかぜを感じながら新名神高速道路を快適に車で飛ばした。
さすが鈴鹿峠にある安坂トンネル、鈴鹿トンネルにさしかかると鈴鹿の急峻な山山が目に飛び込んだ来る。
ここは標高が高いせいか、まだまだ桜が咲いている。名古屋に住んでいる私は、桜をもう一度楽しむことができた。
冬の間の、山の姿は茶一色、山は綿帽子をかぶって眠っているようでしたが、四月も下旬になると一斉に芽ぶいて、黄緑、浅緑、深緑、桜のピンク、菜の花の黄色と、色彩が湧きたち「山が笑っている」ようでした。高速道路に差しかかる橋の欄干の上を、陽気に誘われてか、猿の群れが「スタコラ」と器用に歩いていた。
山間の、のどかで心安らぐ景色を楽しんでいると、「季節は着実に進んでいるだナ」と実感した。
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