格 [日常]

二十数年のお付き合いのあリ、弊社の相談役の様な存在である、会社経営者の大先輩(76歳)と久ぶりに会食をし、お酒を酌みかわた。

一軒目は例によって、大先輩と私がいつも使っている「さかなや漁村」。

この店の目玉は、生簀から上げてさばいたばかりのイカの刺身。イカがまだ生きているので身が透き通っていて、しかも甘く、絶妙の食感。話題も盛り上がりお酒の方もグイグイと進み、身体にしみわたって、二件目は「錦三」に足が伸びた。

ちょっと古いのですが”夜の蝶”と云う言葉がある。きらびやかに着飾って、ネオンの花咲く谷間を舞う女性達の事を云うのですが、震災の影響か、雨が降っているのか、人出も少なく見つけるもの難しようです。

夜の蝶が群舞する店には、「格」と云うものがあり「あなたと私のお店と格が違うわよ」と云った使い方をする。

「格」と云うのは、格式あるいは身分と云った意味があるのですが、ここ数年外国人女性多く「格式」も無くなってしまっている。倶楽部で遊びなれた大先輩は、少しものたらなかったようですが、大先輩の時代からすれば「錦三」事情も、世の中と共に大幅に変化しているようです。

 

 

 

 


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