老後の人生 [日常]

【写真は 御岳山 駒ヶ岳より】

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4人目の孫が生まれお宮参りに同行し神社に参拝した。境内の案内板をふと見ていると「昭和22年生まれ 平成28年 古希」と案内されていてドッキリ、ビックリ。(数え歳で行うしきたりだあるようです)。つい先だって「還暦」を家族が祝ってくれたたと思っていたのが、次の「古希」とは。早いものです年がすぎ去るのは。こうなったら来年は家族を招待して祝いをやろうか思った次第。

そんな60歳台ですが、仕事の世界を離れ、ラッシュアワーの通勤地獄から解放され、ほっとしたのも束の間、夕方になると、何か忘れ物をしたようで落ち着かくなる人は少なくない。その理由がなじみの店に行く機会がなくなってしまったことのようだ。

馴染みの店は、、第二の我が家のような存在だ。カウンターに座ると黙っていても「いつもの」が出てくる。店の女将やママさんは、いい時も悪いときも、こちらお気分を察してくれ、必要最小限の言葉しかかけてこない。この塩梅が心地がよかった。ところで「自宅難民」ということばがあります。

あるデーターによると現役を引退した60歳以上の男性は、自宅では趣味を楽しむことができない。1人いられる時間や場所がない。家族とのコミニケーションうまくいかない。など「自宅での過ごし方に不満を抱いている」という。

朝早く家を出れば夜遅くまで帰宅しない。休日は寝だめか、あるいは付き合いゴルフに出かけてしまう。現役時代に、そんな生活を長いこと繰り返しているうちに、自宅からお父さんの居場所はなくなってしまった。

これまでは会社という居場所があったから、何とか気持のバランスを保つことができた。ところが組織を離れた後は・・・・。

ここでもう一度「なじみの店づくり」を始めたらどうだろう。身近な店で開店から店が込み合うまでの時間帯を利用し、これを繰り返しているうちに、次第に「なじみ客」になって、時には愚痴まで聞いてくれたりする。そのうち馴染み客もできたりして仲間も増えてくる。

こんな店が2~3軒あるだけで、老後の人生もそうも悪くはないと思えてくる。

 

 



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