「時間持ち」 [日常]

【写真は 釣鐘と彼岸花】

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今日も昨日に続いて、リタイヤー後のお話しです。

最近、週刊誌やマスコミで「老後破産」なる言葉が世の中をにぎわしています。「老後は収入が減り貧しくつましい暮らしを余儀なくされる」考える人は多い。しかし残業や、休日出勤に追われたころ、「ああ、収入が減っても、ゆっくりできる時間がほしい」とつぶやいたことはなかっただろうか。考えてみれば、時間はお金に代えられない価値を持っている。お金は努力次第で増やせるが、時間はいくらお金を積んだところで増やすことも買うこともできない。

老後は、その貴重な時間をたっぷり、しかも自由に使える貴重なチャンスになります。発想を転換すれば、「時間持ち」は「お金持ち」よりずっと心豊かな日々を過ごせることに気がつきます。時間をかければ、思いがけない楽しみな発見できる。

例えばウォーキング。コースの途中、ある木のところに来たら一休み。その木の定点観測の癖をつければ、冬の終わりには、枝の芽がかすかに芽吹はじめ、寒さの中でも木は早くも春に向けて準備を進めていることがわかる。

登山をすれば、登山路で見かける木木の季節の変化、野の花の可憐な姿も心をとらえてやまない。

こうして、季節や天候による自然の変化を心ゆくまで味わうことができる。これこそ「時間持ち」の最大の強みであり、喜びがあります。

 

 

 



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