「選挙に行こう」 [日常]

【写真は 大きく開花した夕顔】

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今から145年前の1870年(明治3年9月19日)江戸時代、武家や公家、神官などの特権階級しか許されていなかった苗字が、太政官の布告により、今日から誰でも名乗ることを公式に許された。

四民平等を象徴するような改革だったのですが、ハッサン、クマサンでは通用しなくなり実際にはどんな名乗りをしたらいいのか戸惑う人や、税金を払いたくないと考える人、徴兵制で戦地に行きたくない人らが続出し、しばらく混乱が続いた。

一方で時は現代。10月からはマイナンバー制度が始まり、145年前の苗字騒動から国民一人一人にマイナンバーという摩訶不思議な番号が与えられ、新制度に慣れるまで混乱が続きそうです。

話題は変わりますが、安保法案は若い人達が「ハンターイ」とデモなどで意志表明し、議員さんは国会で、肉弾相打つバトルを繰り広げる大荒れの国会でしたが、未明に参議院でとうとう可決した。

そもそも、昨年年末の参議院選挙の投票率が52.66%で戦後最低と投票率といわれていた。小選挙区の有権者総数1億396万2784人。投票者5474万3097人。棄権者数4921万9687人と発表されている。

国政選挙をするたびに投票率が下がり政治に対する関心が薄れきている中の、この棄権者数にあると私は思います。

昨年の選挙以前から、この人達がもっと政治に関心をもって投票場へ行ってくれていたら、まだまだ流れは違ったものになっていただろう。法案が議決されようとするこの1カ月間に大々的にデモを起こしても何も変わらない。我々有権者は必ず選挙に行って自分の意志を清い1票に託したいものです。

来年には参議院選挙がある。また衆参同日選挙も有りとも噂をされ、必ず投票に行くことから国の形を変えることができる選挙が大事ですネ。

 

 



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