「霎時施(こさめときどきふる)」 [日常]
【写真は そろそろ出番 ポインセチア】
28日朝にかけて降った雨は、しとしと降り続く雨でなく、通勤や通学時間帯には見事に晴れ渡っていた。晩秋の雨が冬への歩みを進める小雨だった。
「霎(しょう)」という漢字は、小雨がパラパラと降るような音をあらわしている。
また、このころの雨を別名で、「八入の雨(やしおのあめ)」というという名称もあります。
いわれは、染色の際に、染料を一度だけ侵すことを「一入(ひとしお)」何度も侵して濃く染め上げることを「八入( やしお)といい、雨がふるたびに葉を色濃く染めていく晩秋の小雨を表すものです。
「ひと雨一度」ともいわれるこの時季、雨が降るごとに気温も少しずつ下がってくる。冬はもうま間近です。