「朔風葉を払う」 [日常]
【写真は 名駅前通 イチョウ並木は今が見ごろ】
七二侯で小雪の次侯は「朔風葉を払う」です。
朔風とは、北風、木枯らしのことをいいます。 「冷たい北風が木の葉を吹く払っていく」という冬ざれ情景をいう季節です。およそ11月27日から12月1日まで。
この時期には、さまざまな風の名前があります。北風は山からピュー・ピューと吹き降ろす北寄りの寒風です。この地方では「伊吹おろし」「鈴鹿おろし」などいわれます。
上の写真のイチョウ並木も「伊吹おろし」がひとたび吹けば散ってしまうことだろう。
日本海側では吹雪、太平洋側では晴間に乾燥した強く冷たい季節風が吹きすさぶ。天気図は典型的な西高東低の縦じま模様です。