「チリの塵」 [日常]
【写真は 芦ノ湖と富士山】
南米のチリ。標高5600mのチャナントル山頂に、「世界一宇宙に近い」日本の望遠鏡が設置されている。
宇宙の闇に漂う塵を観測し、星の成り立ち、引いては地球外生命の可能性を探るという。
星座の中で瞬く星は、太陽と同じく燃え盛る恒星だ。しかし、闇の中にも無数の星はある。まだ見ぬ命を乗せ佇むまだ見ぬ星。それらを探す旅のガイドが「チリの塵」。
東京は、ミシュランガイドの星の数では世界一。だが星はあくまでも、旅をする人の道するべ。ガイドはガイド。路地裏の赤ちょうちんに導かれ、意外な味に出会うのも、それこそ旅の醍醐味であり、いい味があると思う。