「桜の美しさ」 [日常]

【写真は 桜と名古屋城】


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お彼岸以降、「桜前線」が早足でかけ上りゴールデンウイーク前には青森県弘前に到達しそうです。この地方はそろそろ桜の鑑賞はお開きとなりそうですが、『万葉集』には、桜を詠んだ和歌や俳句が数多く収められています。


桜は古来より、日本人に親しまれ、人々の生活と、密接にかかわっていました。奈良・吉野の桜は、御神木として崇められ『桜の花は神霊が宿る』と信じられていました。


枝を折って頭にかざし、霊力にあやかろうという習慣もありました。また桜の咲き具合によって、穀物の豊凶を占ったともいわれています。


桜の種類は、昔は今ほど多くなく、野や山に自生する山桜が主だったようです。時代が進むにつれ、交配や品種改良が行われるようになり、江戸時代には300品種ほど。現在では600品種以上に増えています。


桜を少し離れたところで眺めると、全体が一つの美しい景色を作りだしています。それは、美しい花が集まって作りだす調和・和合の美しさがあります。


桜の調和・和合の美しさは、家庭や職場や社会という組織のあり方にも通じるものがあります。





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