「政治家の答弁」 [日常]
【写真は カワセミがエサを捉えた瞬間】
国会の先生方の答弁の読み方は判断に難しい。例えば、せともの屋の主人が店員に、商品の埃を払う時は、「慎重にやるように」といえば、「壊さないように掃除をやれ」ということですが、首相が閣議で、担当大臣に「その案件は慎重に扱ってほしい」といったら「やるな」ということを意味している。
では答弁で「やる」という言質がとられたとは、どんな場合だろう。
・一番確かなのは・・・「実施いたします」
・次いで実施する可能性が高いのは・・・「反映します」「対処します」
それぞれに
・「ご指摘の主旨を踏まえて反映します」「前向きに対処します」・・・といった形容詞がとつけば、より意志があると受け取ってよいだろう。
但し、「今後の状況を踏まえながらながら、諸般の事情を考慮し、総合的に勘案しながら・・・」といった前置きが付いたら、もう怪しくなってくる。
・「検討します」・・・という答弁はほとんどやる気が無い
・「充分検討する必要がある」・・・となれば 「参考にします」並の拒否回答だ。
最近国会で連発された「記憶の限り・・・」は忖度が配慮され全く真実を応える気はない。