「天地始粛」(てんちはじめてさむし) [日常]
【写真は 千畳敷カール 宝剣岳 長野県】
【画像は 秋雨前線が日本列島に横たわる27日の天気図】
※8月13日のブログの天気図よりさらに秋雨前線が南下しています。
この夏の名古屋猛暑日数は気象台観測開始以来32日記録し最高記録を更新した。残暑が厳しくまだまだ続くなか、8月28日から9月1日ごろの「二十四節気」は「天地始粛」(てんちはじめてさむし)です。
「粛」は鎮まる、弱まるという意味です。ようやく暑さも落ち着き、万物が改まるとされる時季。天気図を見るとちょうど秋雨前線が北陸から東北に横たわり、北の方からゆっくり南下しながら大陸の冷たい空気を運んでくる頃ですが、今しばらくの辛抱といったところです。
そして、夜が更けると響いてくるのが松虫や鈴虫の声。
・松虫は「チンチロリン」
・鈴虫は「リーンリーン」
しかし都会のビル街ではあまり聞かれません。少し街外れて虫達の声も聴いてみたいものです。