「運命にいたずらか 自然のいたずらか」 [日常]

【写真は 彼岸花】


彼岸花.jpg

能登半島の遥か沖に排他経済水域(EEZ)の境界がある。ここは水深が200m位と浅く、イカやカニが集まる好漁場にもなり「大和堆」と呼ばれている。この漁場めがけて北朝鮮や他国の漁船が出没し乱獲が後を絶たない。


この「大和堆」の誕生の経緯は、日本列島が大陸から分かれた時の大陸の「端切れ」。約2000万年前ユーラシア大陸の東の端にひび割れが走り、幅の狭い日本海が生まれた。このことによって日本列島が生まれ、その後日本海がどんどん大きくなって今の日本列島の位置と形になった。


2000万年という随分長いようですが、地球の歴史を1日でいうと、わずか6分前に生まれたほやほやの歴史しかない日本列島。その後、人が住ついてさらに、その後EEZが設定された。


こうしてできた「大和堆」だが、日本から200海里(370Km)以内だったので「大和堆」が日本の領土になった。もし、この端切れが遠ければ、日本の排他経済水域(EEZ)にはなかった。


日本列島と「大和堆」が、つかず離れずといった具合に、いてくれたおかげか、たまたまの運命のいたずらか、自然現象のいたずらなのかもしれません。また世界各地の海でEEZをめぐる悲劇が起きている。地球はなかなかの罪作のようです。








共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。