「お袋の味」 [日常]
【写真は アサギマダラ】
お酒を飲む人ならば一度はスナックに入った経験がある人も多いことと思います。また仕事がらスナックリホーム工事を通じて感じたことを書いてみます。
1.扉を開けると♬カラン・カラン♬・・・ライオンのノックノブのついている店もある
2.お客さんをお迎えする満開の花・・・トイレのタンクになぜかビー玉が飾ってある
3.味のあるカレンダー&ポスター・・・大相撲やプロレス興行のポスターが貼られている
4.多少くびれた椅子
5.連なるボトルは常連さんの誇りの証し
6.カラオケは欠かせません
7.狭い厨房から出てくる美味しい料理
8.基本は水割
9.お店の中心はいつもママ
とこんな感じの光景が展開します。
特に上記「7」の「狭い厨房から出てくる美味しい料理」について少し述べると、スナックの厨房は飲食店にしては、狭いことが大半。そもそもお通しは乾き物、というお店が多いので厨房は広い必要はないのですが、ママによっては、この狭い厨房に関係なく小料理屋顔負けのおつまみや食事を出すお店もあります。
お店の厨房で温めて出せるよう、自宅で料理を仕込むママもいますが、化粧もせず、だぶだぶのパンツにTシャツなんかの私服姿はママは、日常を垣間みたような不思議な感じになると思います。
20代も若いママが出す、きりぼし大根やひじきの煮物なんかが出てくると、ついつい「お袋の味」を思い出し、グッくるおじさんや、おとうさんも多いのではないでしょうか。