「タワマン」 [日常]

【写真は ハロウィン】


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この秋は強烈な台風が日本を襲った。その影響か人気のタワーマンションにも弱みが少しずつ見えてきた。


まず、強風による揺れがあります。上層階は常に風による微妙な揺れが生じているという。浴槽に水を張ると、ごく小さいながら波が発生している。そういった微妙な揺れが、わずかながら人間の体に影響を及ぼしている。風速で20M、あるいは風速50mなどという強風が観測されたら、さらにこの揺れを激しくする。


次に、タワーマンションは、鉄筋鉄骨コンクリート造10階から15階程度のマンションよりも塩害の被害を受けやすい。そのわけは建物の工法による。


通常のマンションは、工法が鉄筋コンクリート造だが、タワーマンションの場合は、建物荷重を軽減するために軽い素材であるALCパネルが使われている。このALCパネルと柱やサッシュとの接合部には防水のためにコーキング剤が充填されている。このコーキング剤は、塩害に弱く劣化を早める恐れがある。さらに建物の揺れが多ければコーキング剤と、ALCパネル材との接着が離れ亀裂が生じ、台風の風圧によっては、雨水が押され室内に侵入し雨漏りの原因になりやすい。


コーキングの劣化が進む前に資産価値を落とさないためにも早めに保全するのが懸命です。






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