「奥山(おくやま)の・・・」 [日常]
「写真は 緑と紅の競演 實相院の廊下 京都】
「春の廊下」
「秋の廊下」
秋も本番となれば百人一首の詩を一句思い出します。
五番 猿丸太夫
奥山(おくやま)に紅葉踏み分け鳴く鹿の 聲聞くぞ秋は悲しき
⇒奥山で散り敷いた紅葉をふみ分けて鳴く鹿の聲を聞く時 とりわけ秋が悲しく感じられる
ゆっくりと詠んでみると気持ちも落ち着いてきます。季節感とか色どりが鮮やかによみがえり昔の詩人は上手に詠ってましたネ。
私は恥ずかしい話ですが「花札」の鹿と紅葉の絵札を思い出します。これでは詩は浮かんでこないです。