「三大台風」とジンクス [日常]

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スーパー台風19号「ハギビス」は日本各地に大きなツメ跡を残して通り過ぎました。台風被害にあわれた皆様には心よりお見舞い申し上げます。
今回の「ハギビス」は海外のメディアにも注目され令和最初のスーパー台風に数えられると思います。かっては「昭和」の時代には「ハギビス」以上の三大台風と名乗るスーパー台風があった。「室戸台風」「枕崎台風」「伊勢湾台風」がそれだ。
1. 1934年(S9)室戸台風は、上陸時の中心気圧911.6hPa。観測史上最も低い気圧を記録。大阪の四天王寺の五重の塔と仁王門が倒壊した。
2. 1945年(S20)枕崎台風は敗戦直後の日本を襲い、犠牲者3756人のうち2000人以上が広島県に集中。原爆被災で社会インフラが壊滅していたのが一因といわれている。
3. 1959年(S34)伊勢湾台風は、3m以上に高潮により愛知県、三重県の沿岸部広い範囲が水没。史上最悪5000人以上の死者、不明者を出した。この台風をきっかけにして防災対策意識の原型ができた。そして数千人単位にものぼる犠牲者が多いのが「昭和」の特徴です。
そして農家や漁師の間では「台風は立春から210日前後に襲来する」と伝えられてきたが、統計的には9月26日前後が「台風の特異日」。洞爺丸台風(犠牲者1761人)、今回の台風で話題が持ち上がった狩野川台風(犠牲者1269人)、伊勢湾台風(犠牲者5098人=土曜日)といった大型台風が襲来した。いわば台風の当たり日だ。さらに台風は今回のように土曜日の夜にやってきている。


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