寿司電車 [趣味]

【写真は サハシ153系寿司電車の内部 】

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寿司と云えば現在は回転寿司が、子供から大人まで味わうことができて大変な人気があるようです。

今は昔・・・・・・。昭和37年から昭和47年頃。東京→大阪間7時間30分で結んだ急行電車153系に食堂車ならぬ寿司電車が連結されていたという。

この寿司電車は、サハシ153と称呼され、車体長の3/5は客室で、間仕切りを隔てて残り2/5が寿司コーナーに充てられていた。内装も木目調でノレン迄出して、本格的寿司店の様相を醸しだしていたようです。そして町の寿司店と同じカウンタースタイルで、当時としては、画期的な電車であったと思われる。

販売形式は、現在の回転寿司スタイルでなく、寿司職人が板前姿で、註文を聞いてから握る、本格寿司店であった。こんなイキな電車が連結されているとは、昭和の高度成長が始まる良き時代で、ビジネスマンにも大変人気があったようです。

その後、東海道新幹線が開業し、153系は、東海道線を去り山陽路で寿司店を営業していたが1972年新幹線岡山開業で、最後迄サハシ153が営業していた新大阪→下関間が廃止されサハシ153は消滅し現在は一両も現存していないという。

年末に東北新幹線八戸→新青森、来春は、九州新幹線八代→博多と新幹線が新たに開業し、新型の新幹線電車も登場する。これらのスピード感あふれる新幹線に回転寿司コーナーを設置して、大間のマグロとか九州産のスシネタで握れば新幹線の旅も、グルメ新幹線となり夢のあるものになるかも知れない。

 

 

 


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