マッチ箱電車 [日常]
【写真は 三岐鉄道 眼鏡橋】
【写真は 三岐鉄道 ねじれ橋】
三重県桑名市の西桑名駅と同県いなべ市の阿下喜(あげき)駅をつなぐ三岐鉄道北勢線は全国的にも珍しい「ナローゲージ」で知られている。
のどかな風景の中をのんびりと走る姿は愛らしく、「マッチ箱電車」とも呼ばれている。ナローゲージは線路幅が762mmと新幹線や近鉄電車の約半分だ。軽便鉄道や森林鉄道で活躍していたが現在は、同線と、四日市あすなろ鉄道内部線・八王子線、黒部渓谷鉄道(トロッコ電車)の軽3路線しかなく希少価値がある。
線路幅が狭い分、車体も小さく、座席の前の乗客と足が触れ合うようです。運転区間は約20Km。途中日本で唯一現存するアーチ下部にねじりの入った「ねじれ橋」や「眼鏡橋」を通過する。これは日本の近代土木遺産として一見の価値があるようです。