「生活習慣病を撃退」 [日常]
【写真は ギルギット村とポプラの木々 パキスタン】
「健康にいいには、1日1万歩」というスローガンは実は根拠が無いそうです。高度経済成長期に、生活習慣病を患う成人男性の摂取カロリーが平均値より300キロカロリー多かったことから、これを消費できる運動量=1日1万歩といわれるようになった。
しかし、年齢や性別、体重による消費カロリーの差は考慮されておらず、また「歩き方」についても触れられていなかった。
そこで近年は、「8000歩・早歩き20分」で十分。但し20分は早歩き、「中強度」と呼ばれる運動強度を取り入れるのが良いそうだ。これを2カ月以上続けることで、高血圧・糖尿病・脂質異常症の発症率が下がることが判っている。
自分にとっての 「中強度」の早歩きの目安は、3分歩いても何とか会話ができること。ちなみに3分たっても全く息が上がらず鼻歌が歌える程度は「低強度」。まったく会話ができない場合は「高強度」の運動に当たる。
通勤途上にも取り入れることで、歩くだけの健康法。実践しない手はない。
2017-12-01 00:00