「難消化性でんぷん」 [日常]
【写真は 懐かしのホーロー看板】
今日東京競馬場10Rは「「晩春ステークス」という名前のレースが開催され、いよいよ季節も進み「晩春」です。
晩春の頃になると霜が降りにくくなり、苗もススクスク育つ頃になってきた。イネの苗は、苗代で20cm程度に育成してから本田にうつします。農家では田植えの準備月間です。
話題は変わりますが、ゴールデンウイークがいよいよ始まりました。お弁当やおにぎりを持って、ご家族や友人とハイキング等に出かける方も多いと思います。
最近は、パンよりご飯が、特に冷めご飯が栄養的にはいいといわれています。
ご飯が炊かれた後の冷める段階で、でんぷんの20%が「レジスタントスターチ」という成分に変わる。「レジスタントスターチ」は日本語で「難消化性でんぷん」と呼ばれているでんぷんです。温かいご飯ではなく、冷ご飯にある健康成分として、最近注目が集まっています。
その理由は難消化性であることで、食物繊維と同じ働きをするためダイエット効果が得られるという。お米のでんぷんは、炊く前には固まった状態ですが、加熱すると結合がとかれ、それが冷えると再び結合して、難消化性でんぷんに戻る。普通のでんぷんと違って胃で消化されにくいので、小腸で吸収されずに大腸まで届くのが特徴。
でんぷんと聞くと肥満の元凶として、敬遠されがちですが、「難消化性」・・・つまり消化されにく~いでんぷんに姿を変えることで、腸の中で食物繊維のように働き、私たちの健康に貢献してくれる。風薫青空の下で食する、冷たいおにぎりは最高のダイエット食品か。