「過去と未来をつなぐ」 [日常]
【写真は アンデス山脈の山並み 南米】
「親を大切にする」とは、様々な事柄が当てはまる。プレゼントを通じて感謝を伝えることもその一つです。親の立場から考えてみると「自分より先に死なない」「結婚して孫を見せる」などがあります。
また、すでに親を亡くしている人にとっては、お墓参りをしたり、仏壇を掃除することなどを通じて親に思いをはせることも孝行といえる。親祖先を敬う心は、自然に子孫へと伝わっていくようです。
ある書物に、
祖先は過去であり、子孫は未来である。その過去と未来をつなぐ中間に現在があり、現在は現実の親子によって表わされる。親は将来の祖先であり、子は将来の子孫の出発点である。だから子の親に対する関係は、子孫の祖先に対する関係でもある。
祖先という過去と、子孫という未来をつなぐ橋渡しは、現在生きている自分に課せられている役割だ。未来永劫続く 「いのち」をどのように子孫へつなげるかは、今生きている自分次第。
もし、自分の子供に対して「親不幸者」と感じているなら、まず自分自身が親祖先に向けて、どのような親孝行してきたかを振り返るべき。
来る7月に父親の法要を営む。過去と未来の橋渡し役である私たちは、その流れを止めることなく、親や祖先を大切にする心を子孫に伝えたいきたいものです。