「変なことわざ」 [日常]
【写真は ナスカ地上絵付近 2枚共】
【写真は ナスカ地上絵 クモ」
【写真は ナスカ地上絵 サル】
【写真は ナスカ地上絵 ハチドリ】
ある夕刊紙に「日常生活には使えない!?面白ことわざ」という見出しがあり記してみました。
・「挨拶より円札」・・・明治時代になって生まれたことわざで「円札」とは1円札のこと。その意味は、「言葉でのお礼よりお金など実際に役たつ物の方がありがたい」。ひと昔前に流行した「同情するならカネくれ」というドラマの決めゼリフ。これとに似たようなのが「恩(おぼし)召しより米の飯」(お恩めし=好意・おもいやり)⇒人間の本音が詰まっている。
・「あんころ餅で尻を叩かれる」・・・あんころ餅で尻を叩かれる状況を「幸運」と考え、「予想外の幸運がやってくる」
・「蛙におんばこ」・・・蛙にオオバコの葉をかぶせると生き返るという迷信が由来で「薬がよく効くこと」
・「酒買って尻切られ」・・・酒を買ってもてなしたのに、酔っぱらった相手に尻を切られてしまったの意「好意でやってあげたのに、逆に損させられる」
・「海鼠(ナマコ)ののアブラゲを喰う」・・・ただでさえぬるぬるしているナマコなのに、油で揚げたらより口が滑るということから「口がよく回る」
・「蛞蝓(なめくじ)の江戸行」・・・「蛞蝓の京まいり」ともいい「物事がなかなか進まない」意。
なるほど納得したり、こじつけと思える。その意味や成り立ちが面白い。