「夕立」 [日常]

【写真は セミの変態】


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最近「夕立」がめっきり減っているように感じます。そもそも夕立は、日中に暖められた地表の湿った空気が上昇し、積乱雲を発生させ、雨を降らせるものだが、そこにヒートアイランド現象などの温暖化が重なると、少し事情が変わってくる。


「地球温暖化や都市化によるヒートアイランド現象で一日中気温が高く、早朝や夜など夕方に限らず積乱雲が発生しやすくなる。


そのため、突発的な降水が増えいわゆるゲリラ豪雨になる。夕立はそれに紛れてしまって夕立が分からなくなってしまった。


今年のような猛暑の夏は、日本上空に太平洋高気圧とチベット高気圧が二重に重なりさらに暑さをもたらす一方、雨雲の発生や発達を抑える働きをする。そのため夕立やゲリラ豪雨が起こりづらい。


突発的な降雨があってもエリアが狭い範囲で収まるため「少ない」と感じてしまう。夕立があれば、気温が下がって、夜は過ごしやすくなり体も少しは楽になるが、今年のような猛暑が毎年続き夕立が少なくなると、ニッポンの夏は、熱中症の人が増えるだけの気象災害が多発する。





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