「お金とは」 [日常]

【写真は ススキの群生 滋賀県 甲賀市】


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昨日のブログは「デジタル革命』」ついていろいろと書いてみました。今日は、お金についての「デジタル革命」について書いてみました。


中国は10月1日国慶節を迎え大型連休がスタートした。この間、中国人が大挙日本にやってくる中で、


中国国内の支払いはすべてスマホで処理され現金はあまりを持っていない。中国人が日本に来て最初に買う商品は、お財布を買うという。


一方日本では、「進むキャッシュレス化」などと、マスコミはセンセーショナルなタイトルをつけて現金の使用率が下がりつつあることを報道しています。


これは買い物や食事など、一般の人の支払いの場面で電子マネーやスマホを使って決済することを言っているだけで、お金の流れを全体から見るとキャッシュレス化はずっと前から始まっている。


多くの一般の人へお金が渡る給料のほとんどは、銀行口座へ電子的に入金されます。その前の段階の企業間や、企業と銀行、また銀行間の取引も電子的なキャッシュの移動です。もちろんさらにその先の銀行と日銀も同じです。


マスコミや評論家が経済を語る時、「日銀が紙幣を印刷して市中に供給する」などと言いますが、紙幣など印刷をしないという。電子的に「数字」を入れるだけで、印刷するのは古くて傷んだ紙幣を交換するためだけ。


多少なりとも手元に現金を持っていますが、まとまったお金を確認するのは、銀行通帳に印字された「数字」だけです。いつの日か、あるいは近い将来、中国のように、お金のキャッシュレスになると予想されますが、そうなるとお金は単なる電子数字になってしまう。


その時預金は「預金数」になり、数字を「稼ぐ」、数字を「貯める」というのでしょうか?。


こうなると「お金とは」なんでしょうねネ。






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