「急がば回れ」 [日常]

 【写真は 


①1947年(S24)69年前 名古屋城二の丸大手二之門付近 


幅下門55.png



②同上 現在の様子


同じ場所.jpg



【画像は 瀬田の唐橋 略図】


瀬田の唐橋.PNG


「急がば回れ」という諺があります。日常会話でも使うことがあります。「急いでいる時ほど、遠回りせよ」といっているのですが、ではなぜ遠回りした方がいいのか。


江戸時代の笑話集「醒酔笑(せいすいしょう)」に「急がば回れ」のもとになった話が載っている。「武士(もののふ)のやばせの船は早くいくとも急がば廻れ瀬田の長橋」という和歌が載っている。


瀬田の長橋は、現在の滋賀県大津市の瀬田川にかかる橋。その昔、草津から大津に行くには、二つの方法があった。

①瀬田の長橋を通っていく方法

②草津の矢橋(やばせ)から船に乗って琵琶湖を渡っていく方法。


陸路より琵琶湖を船で渡る水路の方が近く、水路を利用した方が早く着けた。だが天候によっては湖が荒れ危険があった。


といったことから「いそがば廻れ瀬田の長橋」、瀬田の長橋を渡って遠回りした方が安全でいいということから、諺ができたようです。








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