「熊本城」 [日常]
【写真は 修復が完了した 本丸 熊本城 右】
【写真は 戌亥櫓】
【写真は 戌亥櫓 拡大】
【写真は 戌亥櫓横についている 石垣の上にある塀 100mに渡って崩壊している
震災当時のままで復旧が進んでいない】
多くの被害を引き起こした熊本地震(2016年4月発災 最大震度7)から2年、復興に力を注いできた熊本の地を訪問した。
朝眠い目をこすりながら午前7時に集合。チェックインも済ませ7:55飛行機は熊本に向けて離陸した。時速約850Kmの超高速で9:25に無事阿蘇くまもと空港に着陸した。
早速迎えに来ていたバスで一路熊本城へ。
熊本城につくと崩壊した城をプロジェクションマッピング、VRを鑑賞し被害の現状把握し現場の復興状況を視察した。
城内に入城すると天守閣は外部の修復は完了していたが、内装工事を行われていた。まだまだ完成が見えていない。
一方で、新聞やTVでよく報道された戌亥櫓は、両コーナーの石垣で櫓を支えている場面をまの当たりに見ることができた。戌亥櫓に接している全長100mに渡って石垣は崩壊、上部の塀も石垣と同様崩れて堀に落下したままだった。震災時のまま修復は全く進んでいないというか手が付けられていない。
復興が進まないのは石工の職人さん不足、人員不足、石の面を一つ一つ確認しジクソーパネルのように解析して石垣を復旧する膨大な作業は大変だ。さらに、熊本城の修復が終わるのは今後35年から40年かかるといわれ熊本市民の悲願はまだまだ先が長い。