「どこが違うの」 [日常]

写真の京都東福寺の紅葉は美しい。いよいよ気温もそれらしき陽気になって来て紅葉前線もただ今南下中。
話題は変わりますが、昨日は名鉄「5300・5700系」と題していきさつをかいてみましたが、今日は2つの形式は、同じ外観を持っていますがどこが違うのかについて書いてみました。
5700系の走行装置はMT比が2M2Tで、IC8MのGTO界磁チャッパ制御方式である。主電動機に150KW直流複巻電動機、制御装置は回生付電動直通ブレーキ(HSC-R)台車はSUミンデン式のものが採用されている。これらのスペックは、当時増備されていた、通勤型車両6500系とほぼ同じです。続いて登場したモ5650(M)形ーサ5600(T)形の中間車(2連2本)は、1989年(平成元年)に名古屋本線高速、急行列車増強用増備者車として登場した3次車で5701編成と5702編成のTc1社とM2車の間に挿入して6連化された。走行装置は1CMの界磁添加励磁制御方式。制動装置は回生付電磁直通ブレーキ(HSC=R)、主電動機は150KWの直流直巻電動機、台車はミンデン形台車と、歯車比こそ違うが6800系通勤電車とほぼ同じ。
一方、5300系は、主電動機、電動空気圧縮機、台車など、多くの走行機器を廃車になった5000系・5200系から再利用して、5700系と同じ車体を乗せた更新車で全電動車である。制御装置は新製され、民鉄では初めて75KWの直流直巻き電動機を使用して、1C8M制御でかつ制動時に回生制動を行う界磁添加励磁制御方式が採用された。この方式は直流直巻き電動機を使用しながら、界磁制御電源を別に設け、界磁電流を制御する方式で低コスト電力回生ブレーキが可能なシステムになっている。
5300系、5700系の外観はパンタグラフの位置に違いがあり、5300系はモ5350形とモ5400形の何れも豊橋側に、5700系では、モ5750形の豊橋方とモ5850型の岐阜側に取りつけられている。
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