「昭和のことば」 [日常]

スナックへ行って歌う一つに昭和40年代高倉健の「唐獅子牡丹」や藤純子の「緋牡丹お竜」等々をよく歌う。高倉健の朴訥の歌い方に浸かれたものだ。朴訥といえばもう一人鶴田浩二がいる。
鶴田浩二といえば耳に手を当てながら前奏部にかぶせてつぶやくセルフがいい。「古い奴ほど新しい物を欲しがるもんでございます。」と続く前年発売された「傷だらけの人生」が昭和46年大ヒットした。
セリフの中の「右も左も真っ暗闇じゃござんせんか」も殺伐とした時代を反映するようにあちこちで使われた。
あからかれこれ47年。当時の歌詞が理解不能だったのも今やこういう歌は少ない。「男」をアピールすることさえはばかられる時代。カラオケでこの歌をうなる事こそ少ないだろうがふと心の中でかみしめる。


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